FX予言集 フィリップFXブログ
景気対策のみでは無理。
米国のブッシュ大統領は緊急経済対策を実施するのは間違いないようだが、株価や為替はあまり好影響があるとはみなしていないのか、米国株の小幅だが続落している様子に、週明けのアジア株は大幅な下げに見舞われた。 インド株価指数、中国上海株価指数が5%で日本株は約3.5%の下落で、為替はクロス円中心に下落している。 金曜日は特にユーロ円の下落が凄くて、その日の高値の157.75から200ポイントほどNYK市場のみでの下げはスピードも早く、ポンド円に勝るとも劣らない勢いであった。 東京から、ロンドン時間にかけての相場も全ての通貨ペアーが下げ方向、イコールクロス円の売り中心で推移している。 ドル円が106.00の買いとその下のストップを睨みながら、段々と高値を切り下げていて、ユーロ円は154.70が重く、153.50までが本日のターゲット、ドル円は105.50だ。 ブッシュ大統領の経済対策は13兆辺りと見られるが、それが直接今の爆弾であるサブプライム問題の火消しになるとは思えない。 やはり、大幅な利下げが不安を一掃するのではないか。 次の米国金利政策委員会のFOMCで0.75%とは言わないが、0.5%は確実に実施して更に金融緩和方向に言及し、欧州など先進国各国はインフレ構わず景気下降に気を付けるべきだ。 日銀が急に利下げモードになってくるとは思えないが、福井総裁の柔軟性が市場を支えてくれるのを期待したい。もうじき総裁も交代の時期なのでなかなか動きづらいとは思うが、ここで利下げに向かえば
凄い事になるが、リスクを考えてもまた円キャリー再開なんてことには簡単にはならないだろう。
2008.1.21日 7:19更新
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