FX予言集 フィリップFXブログ
ひとまず、ドル高へ転換
先週からのドル買いが継続的に続いていて、ポンドドルやユーロドルの下落、というか基本的にはドル高の傾向が強まっている。 ドルカナダが先行して上昇し、利食いを探っていたドルショートの巻きもどしが他の通貨にも波及していて、チャート上でもドル買いに転換したものと見られる。 最後まで粘っていたユーロドルの下落で確定的となっている。 短期でユーロドルは50%戻しの1.4150付近が戻りのターゲットとなるが、上げが長くて早かったため、76%戻しの1.3730辺りまで下がる可能性もある。 1.4000-200レベルでは一旦もみ合うだろうが、その後急落して底値を探る展開も考えていくほうがよいだろう。 ポンドドルは2.0000がターゲットで1.9800までの下げも考えられる。 ドル円は、クロス円の売りや輸出の現物売りがあるので、そんなには伸びないが115円くらいまでの戻しは期待できる。 クロス円は軟調となるだろう。
但し、米国ダウの今年の最安値である、12450ドルを下回ればドル買いもそこそこで終わると思われるが、まだ1000ドルも余裕があるので、なかなか確率としては低い。 それ以外の要因があまり考えられないので、長々と続いたドル安はいとまず利食いで休憩となりそう。年初から3月までは、ドル買いとなるのではないでしょうか。 これからは、外国為替の中心の欧米各国は、本格的なクリスマスシーズン突入で、トレーダーはプレゼントの購入の方が相場よりも重要な時期であろう。 本人は相場を見ていたいが、この時期ばかりはそうはいかないようだ。 ポジションを軽くしてから、年末から再度作り直すはずだ。 方向感の無いのはクロス円で、若干弱めだが行って来いの往来相場で踊らされて、逆張り派が多い一般投資家は儲かる方達も多くなりそうだ。
2007.12.17日 7:16更新
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