FX予言集 フィリップFXブログ
トレンド転換にとなるか。
昨日のロンドン市場から、ポンドドルは利下げを織り込む形での大きな下げとなってしまいました。 ノーザンロックの国有化の記事で、下げも2.04台までと見ていましたが、利下げが後押しして、全体のロングの解消に向かったのでしょう。 ユーロポンドも先月の高値を更新して、0.7238辺りまでストップ注文を巻き込みながらの上昇でした。さすがにその後は、ユーロドルが追随して下がってきたために利食いが出ました。 今朝になって欧州ECB内で、フランス当局者から利下げが必要だとの報道が出たため、ユーロドルも下落している。 金利イベント中は噂が絶えず出てきやすいので、上下に振らされてもしょうがないところだろう。 本日の9時に英国BOEと9時45分に欧州ECBの金利委員会での決定次第で、方向を定めることになろう。 ユーロドルは、長期に渡って上昇してきたので、そろそろ下がってもいい頃だ。 ECBが金利を据え置くとまたレベルが上がって、上昇基調に戻りそうだが、その後の会見で先行きの利下げ話が出れば軟調となり、1.4500を切ってじりじりと下げていく展開になるだろう。 その内容と決断次第である。 ポンドドルは0.25%の利下げは7割ほどは織り込んだが、まだ据え置きの可能性もあるので、下げれば100ポイントほどの下げはあるだろう。 ポンドドルが2.0150に長期上昇トレンドがあるので、この辺の攻防次第では1.9台がまた見られる日も近くなるかもしれない。
クロス円は、今週の雇用統計や来週のFOMCまで欧州通貨動向に連れて動き易い。 短期では下への突っ込みが見られそうだ。 ユーロ円とポンド円の動きが同調しづらいことも考慮に入れて戦略を練っていこう。 今夜は、荒れ相場になりそうな予感がする。
2007.12.6日 12:46更新
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