FX予言集 フィリップFXブログ
Good timing??
昨日のサブプライム不安でのダウの暴落から一転、今日の午前中にアブダビ政府がシティの出資証券への資本参加でドル円は１００ポイントの上昇、日経平均も前場はマイナス３１０で引けていたのが、後場はプラスで寄り付き、一時１５０円高で始まった。 ドル円やクロス円もこの報道で買戻しが更に強まり、ドル円は１円、ポンド円は底値から約２５０ポイントの強烈な戻しにロング派は一安心かもしれません。
通常の東京時間の戻しとは違って、勢いがあったので何かと思っていたら、そのニュースでしたね。 さすがに途中から介入でも入ったかのような感じで上がってたので、おかしいと思っていました。 アブダビの出資金が７５億ドルなので、相当な額でありユーロドルとポンドドルも下がっていいはずが、米国ダウ先物の上昇やアラブ諸国のユーロ建てへの影響もあると読まれて、クロス円が上昇した。 今日の１件で、安心感が多少は生まれているが、サブプライム関連株への損失の実態はまだまだこんなものではないし、格付けも下げられるだろうから油断は禁物です。 テクニカルでは、突っ込んだ円高模様の相場からの大きな戻しですから、ドル円が１０９円越えると堅調になりやすいでしょう。 クロス円も同様で、ユーロ円の１６０円割れで１５８円のターゲットが見えてきたタイミングでの大きな戻しはマインド的になかなか売りから入るのは難しいと思います。 今夜、明日のダウの動きで判断したいと思います。
ロンドン市場はクロス円買いから入りそうで、ショートは気をつけましょう。
2007.11.27日 3:11更新
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