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FX予言集 フィリップFXブログ

バブルは終わらない

先程、中国が総額151兆円もの外貨準備を運用するための機関を設立するにあたっての、日本株投資への言明はドル円の戻しを覆して再度円高に向かっている。 これは、円高要因であってドル安ではないからレベルが50ポイントほどの下げで落ち着いてはいるが、日本の株価の上昇で米国のダウ平均が下がるという、資本の流れのゆがみでの逆相関関係となると、クロス円は一気の下げを見せるかもしれない。 それとも、中国の外貨が世界中の市場を席巻するような期待が世界の株価を安定させるならば、クロス円は中立でドル安も一旦ともあるかもしれない。 そもそも、米国FRBの利下げによって世界の商品相場が沸騰し、インフレ懸念が出たところに、中国の再投資はとくると、またまたインフレの芽が増えてくることになりそうで、いとまずサブプライム関連の悪いマインドから逃れることは出来るが、アジア全体での長期での物価の上昇が加速しそうで心配だ。 日本に限ってはハイテク世界一の技術があるので、電化製品だけは安くて質がいいので、平均物価としてはそんなに上がらないであろう。 不動産とかに新規の投資が流れてくることは間違いない。 将来の人口減少も関係ないかもしれない。 世界の株、原油、アジア株の次はどこがバブルになるであろうか。 
為替相場は、今夜のダウを見てからの動きとなる。 来年の1月の小売企業決算まで、上がったり下がったりの米株となりそうで、それにクロス円がまだ連動していくか、連動性が少しは小さくか要チェックである。 ユーロドルの上昇は、年末相場なのでびっくりするほど突っ込みやすく、1.5300まであるかもしれない。 来年の2月くらいまでの上昇相場と見ているが、その後は徐々に値を下げて半年くらいは下げ続けるとみている。 その条件としてはユーロ圏の金利据え置きだ。 もし再度上げていくとなると、調整が1-2ヶ月の短期となってその後の行方をファンダメンタルから探っていくことになるだろう。 クロス円はレベルからいってもまだまだ高すぎて、テクニカル面から半年は下げ続け、ユーロ円145円、ポンド円200円程度にはなるのではないかと予想している。 それもダウが高値を更新しないのが前提となるが。  

2007.11.26日 1:27更新

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