FX予言集 フィリップFXブログ
株価と為替
原油は何とか、100ドル突破を逃れて97ドル台で推移している。 昨日のNYKダウの大幅な下げにもかかわらずクロス円は底値が堅くじりじりと戻している。 ダウに連れて日経平均も急落かと思われたが、意外と底堅くプラスとなった。 中国の上海指数は約4%の下げを演じ、為替は中立で狭いレンジで推移している。 明日は日本市場が休み、北米が感謝祭で株、債券市場などは半日取引のみとなっている為、クロス円が突っ込むのは今夜のダウが下がるしかないようだ。 米国内での、サブプライム関連の損失や金融機関の株価の格下げ,、クレジット市場のプレミアムやスプレッド拡大などの市場への悪影響が相次いでおり、市場は相場の下向きリスクに敏感になっている。 一つでも悪いニュースが出ると、株や為替はドル安、クロス円売りとなって突っ込みやすい状況はまだ残ってはいる。 現在は、昨日の欧州株の急落から落ち着きを取り戻して、プラスで推移しているので、為替も方向感が掴めずにいる。 株はわからないが、為替は株から少し離れようとしている感じが出てきたので、これ以上のクロス円の下への突っこみがあってもある程度の戻しはあると思う。 ドル円は、逆にドル安ということで下がりやすいが、クロス円自体は中立と思ったほうがいい。 下がりすぎは買いで、上がりすぎは売りで、しばらく逆張りが有効になるような気がする。 株価が暴落すれば、下への突っ込みはある程度避けられないが、それが落ち着くと戻しも早いので気をつけよう。 ユーロ円の160円台が堅く、上は段々と直近高値を切り下げていているので、159円台に入っていくかがトレンドの見極めとなりそう。 海外や日本の休日くらいは、市場を気にせずのんびりしたいものだが、この状況ではそうはいかないかもしれない。
2007.11.22日 5:33更新
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