FX予言集 フィリップFXブログ
バブルの行く先は
昨日もダウの下げで、アジアから欧州全般に株価が下落している、もちろんクロス円も連れ安である。
今回のクロス円は、前、前々回と違ってこのまま下がってしまう気配が漂っている。 それも、サブプライムの企業業績に伴う実利の損失が明らかになり、投資家の不安心理を表しているのが今のクロス円の動きである。 米国が利下げするほど、厄介な住宅担保からの借り方の不良債権が金融機関への悪影響を生み、次は消費にまでそれが及ぶのを恐れての金融緩和体制は、新たに原油や鉱物のバブルの提供元となっている。 中国のバブルもそうだが、証券会社では北京オリンピックまだ上がると言ってセールスに励んでいるようであるが、全く理由があるでもなしそんなことを言い出したのは、その後は下がるのか、もしくはプロ達の間ではそろそろ危ないのかという、見解が出ているはずである。 それが当たるはずがない。 その前に落ちるのか、もう落ち初めなのか、それとももっと上がるのかのどれかであろう。 業界内で高値に対する不安が出始めただけならまだいいが、いつまでとかいう限定をしているのは、これ以上上がるのかを疑心暗鬼に思い出した人達が増えてきた為である。 どちらに振れるのかじっくり注意深くみてみたい。 これが、アジア全体に及ぼす影響は大きいからであり、ドル安アジア通貨高が顕著になってきている今日、ここで崩れると逆にドル高と変化するかもしれない。 この辺も見ておく必要があるだろう。
今日は、昨日に引き続きクロス円の上値が重い感じがしている。 ユーロ円は先週の安値を一旦割り込んだ後、下げ渋っているが、160.50のサポートで戻しているだけで、利食いの範疇のようだ。 再度割り込めば次は158.50まではいくであろう。 しかし、それから下は下げ渋るのではないかと思っている。 条件は米国株が12600を割り込まないことである。 ポンド円は221.00まで、ドル円は107円台に入るかどうかというところだと思う。 それより、欧州通貨の下落でクロス円を引っ張ると思うので、ドル円は逆に小動きでだらだらした下げとなりやすい。
2007.11.16日 6:38更新
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