English

  • FX
  • FX予言集

FX予言集 フィリップFXブログ

産油国の反撃

幾たびのブッシュ大統領親子時のイラクやイランへの、武力行使に対して、アラブ諸国はそろそろマネーで逆に脅しを掛けている。 先日のバーニーズの買収や今、サブプライム決算で揺れているシティー銀行も大株主はサウジ王子と、アラブ諸国が原油高に物を言わせて先進国に投資をして、コントロールしようとしている。 さすがに、ノウハウが無いので乗っ取って経営までには口は出さないが、投資でキャッシュを増やそうと意図で、その先には経済大国の野望が見えて取れる。イギリス国内の不動産への投資や、アラブ国内での新計画都市など、続々と経済的に脅威になってくるに違いない。 日本の原油プラント企業や化学系の会社なども、計画の一旦を担うのは悪くはない。 彼らの投資資金は200兆強だと言われている、欧州、米国や他の進化の途中である諸国もインフレ懸念が増大している。 
それらの金がまたまた再投資では、世界のインフレが止まるわけがない。米国は自国の財政赤字をプラスに持っていくために、ドル安政策を取っているが、その為に溢れたお金が一周して回帰していて、サブプライムの問題を引き起こしてしまった。まあ、金融のお上であるFRBは一層のドル安を覚悟の上の利下げである。 しかし、これがまた世の中のお金を増やしてしまう。 同時に日銀も利上げ出来ないので、これまたより多くの紙幣を刷らなければならない。 このまま中国、インドや東南アジアやロシアなどが順調に経済運営を行っていけば、多少は吸収するであろうが、もしどこかのバブルがはじけたら一体どうなってしまうのであろうか。 今から考えると怖いの一言である。
今回の米国発の問題は、クリントン政権から引き継がれているのも確かだが、少しは自国が痛んでも金利を引き締め気味にしないと、マインドが中立に戻るのが遅れてしまう。 米国の株が少しでも下がれば、どんどん投資が拡大してバブルが大きくなっていく。 ここらで、バブルマン達のマインドを多少は叩いて、引き締めていって欲しいものである。 それをやらないと、ドル安の終末が全く見えないのである。 ユーロドル、ポンドドルは来年の今頃は利食いをこなしながら、それぞれ1.55と2.20かもしれない。 そうなったら、米国の輸出企業はレイオフやリストラの嵐となるだろう。 もしかすると、米国は原油国の言いなりになるかもしれない。 それだけ、今回のドル安はこれからが本番で気をつけておいたほうがいいだろう。 日本にとっては、若干ドル高で円安基調の方が都合はいいのだが国策があるとは思えないので、実現するかどうかは、クラップテーブルの”yo-eleven” より難しいかも知れない。 確率? ・・・ でも、、、そんなの関係ない! 実現すれば配当(株や不動産)は6倍以上だ! 常識外と言えば、私の先生のゴルフ工房ハミングバードのクラブのように、まず普通ではあり得ないスペックのクラブの凄さも確率からははじき出されない、先を読み取る洞察力と感性から生まれる。 ちなみに私が使用しているゴルフクラブのシャフトは一般の女性ゴルファーと比較にならないほど柔らかいが、弾道は凄いの一言だ!

2007.11.6日 5:57更新

固定ページ

アーカイブ

 

 

お知らせ

 

フィリップFX

お問い合わせ先
call 0120-883-308

フィリップFXはフィリップMT5へのサービス変更に伴い 6月1日より新規口座開設を停止しております。
近日中にフィリップMT5の口座開設に変更となりますので今しばらくお待ちください。

TOKYO PRO Marketといえばフィリップ証券