FX予言集 フィリップFXブログ
安倍さんには同情する。
安倍総理がなんと国会中に辞任した。 それを受け株は一瞬高くなったものの、やはり日本の政府に関しての不信感で下がり結局マイナス圏で引けた。為替はどちらとも付かず、右へ左へと振れただけに終わっている。しかし、諸大臣達に足を引っ張られ、何も出来なかった安倍総理には同情する。 あそこまで、問題発言等が続けば辞めるのは仕方がないし、世論も同意していたのだから。
このようなタイミングの悪い辞任や自民党に対しての不信感が、円安を多少は後押しするような気配である。外国は特に政治の悪材料を嫌うので、今夜のNYKが終わるまでは円安であろうが、一日のみの動きで終わるでしょう。 基本線は先週末の雇用統計の悪さのドル安であり、米国の利下げやこれからの悪い指標を織り込みにいく流れはしばらく続くとみている。 為替はドル安基調だが、クロス円は綱引き状態となろう。 米国に注目が行っていて、１８日のFRBと１９日の日銀金利政策委員会までは、クロス円も
多少は軟調気配で動くのではないかと思っている。 ユーロドル、ポンドドルの上昇に突込みが見られると瞬間でクロス円が高くなる可能性も残っている。 しかし、そこはいい売り場となるに違いない。
クロス円を買いたい人はタイトストップで、売りたい人は幅を持たせたストップ、利食いでいいであろう。
2007.9.12日 4:29更新
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