FX予言集 フィリップFXブログ
下落後は、どう出るか?
ここまで、サブプライムで連日メディアを賑わせていると、仕掛けファンド達も株や、クロス円の売り仕掛けをやっているところだろう。 最初の下げは、急激にボラティリティー(変動率が)なさすぎから、高値からのインパクトのある下げを演じていたから、短期で急激に下げ、乱高下した。 しかし、今度の2週間ほどの下げは早いが、戻りが少ない需給面が後押ししている下げだから、買い方は苦しくなる、一方仕掛けているほうは戻りがないので、楽に儲けられる。 2005年の夏あたりから始まった、円安相場は約2年にわたって静かに長く上げてきた。 逆に落ちるときは、スピードをつけて落ちるのはまだいいが、ゆっくり毎日落ちていくのが本格的な下げ相場になったという証拠になるだろう。 先週のもみ合いと違い今週はスピードが速いが戻りもないような、セルオンラリーの売り相場となっていて、買い方の投げが結構見られているようだ。
ターゲットとしては、ユーロ円の155円が目先の目標になる。これをあっさり切っていくと、140円台もあるかもしれない。 しかし、短期では売られすぎのサインが多く現れているので、160円台に戻ってもおかしくはないが、需給の売り方が159-160にたんまりあると思われるので、サブプライム問題次第で
どっちでも大きく跳ねやすい相場つきとなっている。 簡単に買ってみよう、と思わないことだ。
ポンドドルやユーロドルもクロス円に左右されやすいが、ポンドドルの2の大台割れは、下を見てもいいサインかもしれない。
当社は1ドル=100円の時は、200倍のレバレッジとなるが、実質、ポンド円などは233円で466倍の
レバレッジ率となるので、小額の資金で運用できる利点を生かし、余裕資金を持って小額投資で対処してほしい。 こういう乱高下の相場では、投資家心理が相場に負けてしまいがちで、相場が大きく振れると不安になりやすい。 その点からも、ぎりぎりの資金で投資はやめておこう。
勝てる投資家は不安になったり、欲が必要以上に出ないのが最低限の条件だ。
相場に振らされて不安になると、恋愛中、彼女や彼氏に振り回されているのと同じ。 自分の信念を持ち、それでいてリスク管理として、ストップ設定を怠りなくやっていこう。 それが、この相場を勝ち抜く秘訣だ。
2007.8.15日 6:01更新
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