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FX予言集 フィリップFXブログ

やや円安方向へ

豪ドルは中国利上げ後も堅調で1.1でややもみあいながらも上昇基調であったが、ブラジルやインドも大きく値を下げたことで利食いのタイミングを計っていたこともあって、1時間足で見られるいわゆるダブルトップに近い形で下落に転じた。 商品相場もやや押されていることで下落背景には事欠かないが、ポジション調整のタイミングを迎えていたのも理由の一つであろう。 日本は国債への更なる格下げが懸念されており、国債超ロングの巻き戻し時期であるXデーを控えて消費税の上げ幅議論が大きくクローズアップされていくはず。 様々な批判を浴びせられる民主党政権は、ここを凌いで英国に習い粛々と事を運べるのかどうか、マスコミも含め少しずつ外堀を埋めにかかってくるだろう。 先進国がインフレ懸念と取り上げていることで長期金利の上昇となっており、取り残され気味の日本はデフレであるために金利差がやや広がっている。 今のやや円安方向は、3月末の輸出企業ドル決済があっても理由としては納得させられる。 時期が時期だけに円安は超スローペースで進んでいるように見える。 その中でドル円には一番重石が掛かりやすく、その次はユーロ円であろうか。 ユーロ円は113円の上値が非常に重たい域に入ってきたがなんとか基調は保っている。 欧州の長期金利上昇がそれをサポートしているようだ。 先進国で利上げ筆頭候補のポンドは1.60台付近でポジション調整に及んでいるようで、ここで下値を固めれば経済指標などで悪材料が出なければ再度上値を狙う動きとなろうか。 英国の金融政策のフットワークの速さは先進国の中では郡を抜いているが、米国サイドが資金供給に自重するとしばらくお付き合いがあるかもしれない。

2011.2.10日 3:38更新

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