FX予言集 フィリップFXブログ
テクニカルはドル安方向
ロシアが欧州金融安定ファシリティーを支持していることや、中国政府がポルトガルの国債購入に対して積極的だという報道が多くされておりユーロ上昇に繋がった。 日本市場ではユーロ円の売りで押されて下げていたが、欧州時間に入ってからはドイツのZEW景気先行指数の好転も影響したようで、比較的大きな動きとなっている。 英国でも注目されていた消費者物価指数が予想以上に上振れしており、近い将来の利上げまで繋がると予想する向きが多くポンド買いも多く入っていて1.6の大台もクリアーし、1.6080辺りの抵抗へと近づいている。 ここを抜けると昨年11月高値の1.63台が見えてくるだろう。 豪ドルは洪水からの影響をほぼ織り込んだ後の買いと見られ下値は底固いことから、全般ドル売りと見てもおかしくはなく、昨日のニューヨーク連銀景気指数の悪化も理由に挙げられる。 今日は、ドル売りを前面に出して多少演出している相場となっているように思えるが、テクニカルでドル売りへと流れやすくなっているために一旦はドル売り基調となる可能性もある。 新興国がユーロを買いに回っているという噂や、短期筋はユーロロングとなっているように感じられていることで、1.35台の回復は今以上の理由がないと定着とまではいかないだろう。 ただストップハンティングの範囲内で突破すると、ドル円は81円半ばまでの押しはありそうで、ユーロ円は110円後半で重い展開となってくるだろう。
2011.1.19日 1:06更新
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