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FX予言集 フィリップFXブログ

薄い相場でのユーロ乱高下

 週末欧州でアイルランド救済へ総額1100億ユーロの緊急融資を大枠で合意した。 ギリシャの時より巨大化した負債への取り組みで、ポルトガルやスペインへの飛び火を回避したいとの思惑が伺える。 ギリシャの際は総額850億ユーロで、アイルランドやポルトガル、スペインも拠出しているが、協定とはいえ自国が苦しいのによく出せたものだと感心している。 マネーは刷ればうちでの小槌のように幾らでも創れるのであろうか、これでまた紙幣を増やすことに繋がり価値はどんどん落ちていく。 まだまだポルトガルや巨大なスペイン懸念が控えている間は、ポジション調整以外は新規にユーロを買うという地合にはなかなかならないだろう。  今週は米国での雇用統計発表となるが、感謝祭明けのブラックフラーデーと呼ばれるクリスマス商戦がスタートし、好調な消費を見せているようだ。 今朝の日本市場前までは、ユーロドルが反転上昇していたが高値から反落すると1.32台を割り込んで下値模索の展開となり、懸念が終わったとはまだ言えない状況は続いている。 対してドル円は84円台で堅調推移となっているが、クロス円の売りが出ている模様で高値では抑えられやすくなっていることから上昇時は鈍い動きが続いている。 今日はユーロ円の売りに加えて、オーストラリアの経済指標が悪くクロス円全体に売りが波及している様子。 ファンド勢の仕掛けがあってか結局下落となり最安値を更新していることから下値でのストップハンティングも踏まえての下値模索がまだ続くのか、否かの本流は欧州市場が始まってからとなりそうだ。 

2010.11.29日 12:58更新

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