FX予言集 フィリップFXブログ
ドル買い需要?というよりテクニカルでしょ。
今日は五・十日にあたるためにドル買い需要が多くと考えられているようだが、実際はドルを買いたい向きが多いということで、これは後付けの理由である。 このような日でも下がる事も結構多く、逆にこのような理由からドル買いで急騰するとなると日経平均の上昇でクロス円が大きく上に引っ張られた後にニューヨーク市場辺りで反動もありそうだ。 ただ米国債の利回り上昇という側面もあるので、じりじりとしたドル買いは継続しそうである。 ドル円は上値83.10-20辺りにストップロス設定があるという話もあり、抜ければ、抵抗線である83.40辺りまでは可能性がある。 欧州では景気格差が各国で拡大しており、ドイツのみがプラスの経済成長でサポートしていることが報道されている。 他の国々が足を引っ張り続けると金利水準も低下していくことでユーロが売られている背景もあって、来年に掛けてのファンダメンタルな要素はこれからのユーロ水準に大きく影響していくだろう。 テクニカルから見るとユーロドル1.34台辺りではサポートし調整となることを予想している。 その時にクロス円が堅調ならばドル円は85円強まではあるだろう。 クロス円は、ユーロ円以外は堅調推移が続いていてポンド円などは直近の高値を連日更新し続けている。 ただユーロポンドがもみ合っていることで、ポンドドルの1.62台に重さが出ておりここから上は簡単にはいかず一旦調整が必要かもしれない。 豪ドルはパリティ越えから利食いが旺盛となっており、背景には中国の執拗な景気引き締め動向が大きく影響していてロング派には嫌な形となっている。 サポートは0.96台半ばにあるが抵抗ラインは一日に12ポイントほど上昇中にある。 それを鑑みると月末には0.98台まで上がってくるので、それまで持ちこたえれば再度堅調さを取り戻すことも考えられるが、テクニカルより中国サイドの動き次第となりそう。 今週は、英国と米国で物価指数が発表されるので長めのインフレ懸念が台頭している中では、ひとまず金利動向への影響は注目する必要がある。
2010.11.15日 6:44更新
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