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FX予言集 フィリップFXブログ

ドルには未だ先安感

昨日のドル下落は、G20会合での合意が全く成されなかった事への市場の動揺を誘う動きと見なされやすいが、実際はFRBの量的緩和規模が大きくなりそうだというレポートが出回っていた事やトヨタが80円に設定したことでのドル円の下げが強調されたようだ。 ユーロドルは1.4080まで上昇した後に下げを急にして利食いが出ているようで、短期のドル売りだったことを示している。 ドル円は最安値が目前まで迫っていることから投機的な円買いも出ているようだがまだそう大きい規模ではなく、急激な下げは介入警戒が出るので穏やかに動いている範疇の中にある。 ドル円の下げはテクニカルでは短期で過熱感が出てもおかしくはないレベルまで下がっていることから、若干の揺り戻しがあるかもしれないが、輸出勢の厚い売りで一定期間調整しても上値は限定されそうで、抑えられれば月末要因のドル売りがあって下値模索の循環となりやすい。 欧州政府側はユーロに対しては高すぎると表明しており、ドル安へのけん制をしているためにユーロの高値も重いようで、クロス円がその分軟調推移となっている。 まだダウ平均などの株価が堅調推移をしていることでサポートになっているが、これが崩れると下げ余地が大きくなりそうで注意が必要か。 今夜は米国で住宅価格指数がケースシラー指数共々発表される。 中古住宅物件の売りがスムーズにいかない状況の中、ここのところ比較的若干良い指数となっている住宅関連に多少なりとも復調の兆しが出てくるのか注目されよう。 

2010.10.26日 10:53更新

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