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FX予言集 フィリップFXブログ

各国競って通貨安へ

 米国はデフレ懸念の中、FRBのバーナンキ議長が一層の金緩和拡大へと言及し、ガイトナー財務長官は議会で中国元は高すぎるとの認識を示している。 人民元切り上げのための対中制裁措置を盛り込んだ法案の採決が近づく中で中国側も反論はしているが、24日に行われる米国下院での採決に向けて肯定的な動きが多いようだ。 本議会での採決は来週の予定となっている。 中国への制裁措置は、中国製品に向けての関税が大幅に引き上げられることで中国の輸出企業へは大きなインパクトとなり、全体経済への影響は限られても懸念が残る形で、それに依存度を増しているオーストラリアへと連想が働きやすい。 その場合は、豪ドル、豪円共に利食い先行の売りが見られる可能性も出てくるであろう。 実際に本日も豪ドル、豪円共に売り先行となっているのはそれが理由ではなかろうか。 豪ドルは、欧州市場では0.95前後での取引となっていて、豪円は欧州と英国経済指標が共に予想を下回ったことで株価が下落し、リスク回避のクロス円売りに連動して下落している。 豪ドルは、8月末からの米ドル売りトレンドから上昇に転じており、その流れのトレンドラインが0.9470に位置し、一日に約40ポイントずつそのサポートレベルが上昇していき、このラインを下に破るとしばらく調整になりやすいチャート形状となってくるから、豪円にも上値に幾らか重さが出てこよう。

2010.9.23日 7:37更新

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