FX予言集 フィリップFXブログ
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ユーロドルは昨日短期利食いで下落していたが、欧州市場で株価の上昇を背景に上げに転じ、上値は1.26台後半まであったが抵抗線前でもみあう状況となっている。 ストレステストの詳細が詰められている段階で安心感が出たのか、株式は依然ユーロ安の好影響の報道が相次いでおり大幅続伸となったことが大きいようだ。 米国市場に入ってもダウ平均がショートカバーを中心の買戻しが顕著に出たことが、クロス円の堅調さに一役買っている。 またカンザスシティー連銀総裁が利上げを必要だという見解を表明したのが、ドル円の上昇を促がした。
先程、オーストラリアの雇用統計が発表されて雇用数が予想を大幅に越えて増えている結果となり、豪ドルが急騰している。 米国や欧州経済がなかなか回復しない状況が続いていることで、豪ドルは消去法でも買いやすい展開である。 先週は豪円72円の安値をターゲットに売りに回っていた筋の買戻しもあるのではないだろうか。 豪円は、先月の高値80.80付近から安値72.65付近の半値戻しを一気に達成し、豪ドルはその同時期での高安の76.4%の戻しを達成していることで一服感もあり利食いが出る可能性はあるが、今度は高値更新を狙う動きも出てくるだろう。 先週下値、今週は高値と約8円幅での方向変換凄まじい動きであるが、意外とこのレンジ内での動きがしばらく続くのかもしれない。 上値を追うとすれば、ユーロ円が加担して112円半ばをしっかり回復となるとその可能性が大きくなってきそうだ。
2010.7.8日 12:38更新
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