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FX予言集 フィリップFXブログ

ボラティリティ上昇

 米国の新規失業保険申請者数が予想を若干上回る数字で、雇用の改善までとは至らず株式市場には失望感が漂い弱く始まった。 IMF理事がギリシャの財政赤字に触れ、債務の支払いを止めたとしても赤字は依然巨大という発言やスペインの大規模な緊縮財政策発表も無理があると市場は否定していてユーロは低迷中であり、1.2500のオプショントリガーに向かって仕掛のタイミングを図るような相場が続いている。 なかなかヒットしないのは、防戦買いの為であり今日の欧州市場での突破の可能性は大きいだろう。 その下には断続的に市場ストップ観測があり、1.23台までの突っ込みまでの可能性が出てくるであろう。 材料としては、ポルトガルの10年債入札成功や英国新政権など好材料も出てきてはいるが、欧州ECBが低金利維持を強いられるという市場の見方が根強く、テクニカル要因も重なりユーロ売りからクロス円まで弱い動きが台頭している。 ヘッジファンドはユーロを大きなテーマとしているところが多いようで、一度売りの要因が膨れ上がった事から簡単には手を引かないであろう。 ある程度、欧州が反発するレベルまで売りをやめない可能性は大きく、欧州首脳はユーロ安に対しては反対の意見もまだあまり出ていなく逆にコメントが少ないことから容認と捉えられやすく、下落しても反発が少ない理由の一つとなっている。 相場は人々の心理変化が動きを助長するのであるから、行き過ぎるのは当たり前のことであり、まともな水準に戻るのも動揺される要因があるうちはなかなか難しいものではないか。 その心理変化を表すチャートを重んじる投資家やアルゴ取引が増えているのも、乱高下の要因となりやすいだろう。

2010.5.14日 5:08更新

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