FX予言集 フィリップFXブログ
ユーロ
中国の利上げで下落基調となったクロス円であるが、ECBの積極的な国債購入が報道され、米国のインテルが無効数年間の売り上げ増加で2桁成長を見込むということからダウ平均が反転し、寄り付き前に約100ドル安となっていたが、結局堅調さを取り戻しプラス圏で引けたことで、ある程度の戻しとなった。 月曜日は、ユーロ円先週安値の110円台から122円台と一気に12円も戻したが、今週は116-119円での激しい動きでも結局はレンジ相場となっている。 気になる節としては、ユーロドルの下値の堅さである。 昨日1.26台前半まであったが安値付近ではなかなかしつこい買いがある雰囲気を感じた。 ユーロ円が下げているのに、ユーロドルは動かずドル円が下げてしまうという展開でユーロポンドも上昇し、そこからは上昇に転じている。 今日の欧州時間に入ってから1.27台半ばまですんなり買い戻されてはいるが、1.28台へは抵抗がありそうだ。 1.28台へ乗せてしまうと、1.30までは薄い中での動きで下げた局面であったために、そこまでのトライがあるかもしれない。 それには、ギリシャ国債が積極的に買われることが背景には欲しいところ。 売り方としては、1.28台で止めて再度下値模索という展開が理想であるが、最悪でも1.3に乗せないよう抵抗していくように思える。 材料が乏しければレンジ内で動きが緩慢になっていく展開であろうが、材料は小さくても大げさな事柄に報道されやすい地合となっているから市場はそうは落ち着いてはくれないだろう。
2010.5.12日 6:49更新
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