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FX予言集 フィリップFXブログ

格下げの影響

またギリシャ国債が格下げされ、その上にポルトガルまで長期信用格付けを格下げとなり、ギリシャは3段階の引き下げで投資不適格のBBプラス、ポルトガルは2段階格下げのAプラスとなってしまったことで、欧州株式が下落し、米国ダウもそれに連れて大幅下落となっている。 米国のリッチモンド連銀製造業指数と消費者信頼感指数は予想を上回ってダウ平均が上昇気配を見せていたところでこの格下げとなったために、クロス円は乱高下し今のところ軟調推移となっている。 米国市場での発表であった為に、ユーロ以外にもクロス円全般が売られストップを巻き込む展開となった。 ドル円は昨日94.30を上抜けせずに下落に転じたところで、92円台への突っ込み売りは高値の重さを大きく感じさせるものとなってしまった。 これで一気に95円台は狙いづらくなり、ある程度の期間が必要となってくるであろう。 心理的なものが大きいが、クロス円が少しばかり過熱して上昇していたためにタイミング良い売り材料となった。 但し、ドル円単独では下値は堅く、米国の問題ではないために一息つけば再度上昇に転じてくると予想する。 ギリシャの大幅格下げで、支援へ協調姿勢のドイツのこれからの反応が気になるところである。 もしかすると支援まである程度の条件付まで検討される可能性もあり、すんなりとこの問題が解決するとはいかなくなるのではないか。 ギリシャのユーロ離脱などの噂も出来る可能性もあり、ユーロドルの1.30割れを試すのは時間の問題であろうか。 

2010.4.28日 5:28更新

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