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FX予言集 フィリップFXブログ

人民元の影響は一時的か

米国サイドの要求も強く、中国人民元の通貨切り上げ臆測が徐々に高まっており、円売りからの利食いもあってポジション整理及び円買いの方向へと相場は動いた。 更にギリシャがデフォルトに陥るとの噂もあり、ユーロ円の下落が激しかった。 しかし、米国市場に入ってから、ギリシャの第一四半期の財政赤字が40%も縮小した事でクロス円を中心に買い戻しが優勢となった。 本日は日銀総裁と管財務大臣の話し合いで金融緩和やデフレ対策への動きがあるのではという観測も伴って、日本市場以降は徐々に値を上げている。 ポンド円は141円割れから144円台へと一日で3円も上がっており、円キャリーの復活を予想させるような動きとなっている。 米国FRB副議長は長期にわたり低金利が継続する可能性を示唆したことで、米国債入札の需要が高まり金利が弱含んだがドルには影響がなく、むしろ株式市場への寄与度が大きくマイナス50付近からプラス圏への回帰でクロス円に買いが向かったようである。 
 人民元の切り上げ観測が強いが、もし切り上げたとしても一時的な円高で終わる公算を予想している。 日銀と大臣の話し合いでデフレ脱却に同調する動きも背景にくすぶるので、急激な円高とはなりにくい。 むしろ円高に進んでもチャートでは下値が徐々に固まりつつ形であるので、しばらくはやや円安気味に振れていくのではないだろうか。  

2010.4.9日 7:19更新

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