FX予言集 フィリップFXブログ
頭を抑えられる
クロス円には上昇要因が少ないのか、それを打ち消すようにEU財務相会議ではギリシャに対する金融支援策への具体策が示されなかったことからユーロが下落し、それがクロス円にも波及した。 またEUのユンカー議長はギリシャは援助を求めていないと発言している。 FOMC前でポジション整理がクロス円で出た感じであり、短期の円売りポジションの収束となったようだ。 ここのところ堅調さを保っていた豪円も原油や金価格の下落で上値が重くなっている。 84円台が重い感じがあり、抵抗線も幾つか通っているのでここを抜けるには、新たなエネルギーが必要。 しばらく81-83円でのもみあい期間を経て上昇となれば上値も追いやすいだろう。 EU会議が今日も行われるが、ギリシャへの融資への具体策がまた示されないとドイツや欧州圏のZEW景況感指数や欧州圏消費者物価指数の結果次第では、ユーロへの売りが後一押し出て来そうである。 そうなるとクロス円が一旦売られてから米国市場の経済指標で買い戻しの流れが出やすいが、基本的にはもみあいながらもFOMCまでは欧州通貨は弱めで推移しそうである。 また明日は日銀政策金利決定会合があり、新たな金融緩和策を出してくるとの予想であり、ある程度そこは織り込み済みであることから円相場を動かす要因となってくるに違いない。
2010.3.16日 11:49更新
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