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FX予言集 フィリップFXブログ

選挙前での円高

今週末が衆議院選挙という中で、円相場は円高方向に振れている。 民主党の単独政権も考えられるために、それを織り込む形で円高の線でクロス円の利食いから円ロングにポジションを切り替えている向きが増えているのではないか。 自民党政府が長年続き、バブル崩壊後の経済立ち直りから構造改革へ向かう中での多大な借金を背負うことになったことに対しての民主党なりの動きは最初は見られるというか、期待されるだろうから、財政赤字改善の方向と見なされやすいのは仕方がないところ。 しかし時を置いてから、民主党なりの景気立ち直り政策も見せたいだろうから、再度赤字減らしは遅れ、最初ある程度円高にいっても85円を下回る事は1年間程ではないと思っている。 それよりもキャリーで稼ぎたい海外勢が多くいるために円相場は世界株価の影響が大きくなる。 
住宅関連指標を筆頭に米国の経済指標が相次いで予想を上回る好結果が続いているにも関わらず、米国ダウ平均はなかなか上値が重い様子。 これも中国上海株価指数の調整からの影響が大きいようだ。 日経平均はというと国内要因である選挙前であり、月末の需給要因も重なっての利食い先行となっているが、他国の株価より強い感覚はある。 米国内で政府からの自動車購入援助で日本と韓国のメーカーは好影響を受けており、自動車需要からくる部品や電気メーカーへ助け舟は動いているようだ。 この辺での良い円高も多少はあるかもしれない。 動きは9月の米国雇用統計を見てからとなりそうで、そこで一段の雇用悪化から本格的な円高への流れとなるのか、円安へ押し戻されるか、それとも数日は仕掛けてきな円高から円安と振れていくのか注目されよう。

2009.8.28日 12:18更新

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