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FX予言集 フィリップFXブログ

リスクは何処へ

先週は米国雇用統計後のドル買いを受けて、ドル買いから欧州、オセアニア通貨売りからクロス円が下落して動きが少ないドル円はあおりを受けての下落となっている。 トレンドとしてはドル高、円高とみなされているようだが、ドル買いとなるとクロス円が売られやすくなりその売りでドル円が下がることになっているのが実情であろう。 背景には雇用統計で薄い相場の中ドル売りしていた向きが買い戻しに入り、米国FOMCで先々の出口戦略へ動きが出てくるとの観測で米国金利上昇からドル買いのトレンドが強くなっている。
それとクロス円の売りは中国株の下落も原因の一つであり、ここの動きも注意する必要がある。 今日も大幅下落で約7週間ぶりの安値であり、直近高値から15%の下落であるから更なる下げがあるのか気になるところである。 更に欧州や英国の指標が予想より軒並み悪い結果となり、ドル買いを助長しているようだ。 クロス円ロングとドルショートの戻しがある程度見られることから、今日のアジア株の下落に見られるように株価指数の下げが始まるとこの流れは強くなるだろう。 もし買われれば、クロス円は下向きとなっているために遅れて買われそうだから、タイミングのずれをうまく利用しての売買が功を奏するだろう。 今日のアジア株の下落も欧米株価指数がしっかりしていれば大きな下落とはならないが、そこが崩れると危険でありテクニカルから見るとクロス円を中心に下向きのリスクが大きくなってくる。 今週はドイツZEW景況感指数を始め欧州製造業指数などが悪化してしまうとドル買いに拍車が掛かる恐れがあり、米国では住宅着工が雇用統計に続くとなるとこれまたドル買いに走ることになろう。 今週はまだリスクの面からはドル買い、クロス円売りが大きいと見ている。

2009.8.17日 4:56更新

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