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FX予言集 フィリップFXブログ

ドル買い戻しもまだ夏相場

米国雇用統計後にドルが買われたのは、ポジションの傾きからの仕掛けも入っている。 結果は予想外に近く良かったが、クロス円の一辺倒の買いとはならずドル買いに終始した。 クロス円は欧州時間で既に買われており、これ以上の上昇よりは利食いも相まっての強弱拮抗となった。 この推移を鑑みるとドル売りの逆転を狙っていた短期筋とすでに過熱感のあったドル売りのポジションならしといったところか。 ドル円が97円台まで上昇したのは、ドル買いだけではなくクロス円のサポートもあったようで、来週以降しばらくドル買いとは決めつけられないが、木曜日の欧州と英国中銀の金利緩和維持への姿勢が背景となってのドルの動きとなったのは間違いない。
米国金利が多少上昇気配にあるために金利差も頭に置く必要があり、クロス円と相まって難しい相場となるだろう。 まだ薄い夏場の相場ということを忘れてはならない。 材料が出れば逆行しやすいこの時期では逆張りと順張りペアーの見極めが鍵となる。 ドルでは月曜日にユーロドルが1.43台、ドル円が96.30以下に戻してしまえば、ドルはレンジ相場となるが、そうでなければドル堅調の公算が強い。 クロス円は、調整をしながらも株式相場の上昇にサポートされてユーロ円140円台を見込んでじっくりと上昇する可能性が大きい。 先週から外国資本が日本市場を狙っているとも見られるため、円相場は乱高下の可能性も出てきた。  今週は米国FOMCでFRBの景気やインフレ、金利に対しての見解が注目されており、ここから再度ドルへの動きが強まるかもしれない。 クロス円は、ユーロ円を基軸として考えると本日抵抗線が136.20にある、ここを切れないように徐々に下値を切り上げる動きを予想している。

2009.8.10日 9:46更新

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