FX予言集 フィリップFXブログ
CIT破綻回避でクロス円に火がつく
先週、CITの破綻は織り込んでいると述べたが、一転救済でとなる可能性が出てきたことでダウ平均が利食い局面から上昇トレンドを堅持する動きとなり、クロス円の上昇を後押した。 ポンド円は154.50の重さ確認の予定で動いていたと思われるが、その上のストップが付いて上昇し156円台まであったのは以外であった。 6月までは上昇トレンドが確立していたが、7月にはいりトレンドラインを割り込み売り優勢のチャートとなっていたために、146円までの突っ込み売りはあったものの156円は想定外であった。
ファンダメンタルではロンドンで住宅価格が今年初めて上昇に転じたのが効いたようだ。
米国ダウ平均はCIT破綻回避の報道で5日連騰では今年の最高値、それ以上にナスダックはグーグル決算が予想以上だったことで3年振りの7日連騰で、昨年10月以来のレベルまで上昇してきた。 これは世界の金融緩和が効いているのであろうか、昨日バーナンキ議長が将来のインフレにも目を配る必要があると言及していたが、世界超インフレとなる雰囲気もあり心配である。 以下は本日から明日早朝にかけての米国企業業績発表予定である。
21日 20:30 キャタピラー
22:30 コカコーラ
22日 6:00 ヤフー、アップル
ナスダックは7連騰しているだけに、ヤフーとアップルの決算は気になるところで、悪ければ利食い相場を提供することになろうか。
2009.7.21日 5:12更新
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