FX予言集 フィリップFXブログ
久しぶりの乱高下
久しぶりにコツンという当たりがきたようだ。 イベント前にキャリートレード解消売りを狙って下攻めとはファンドもようやく稼ぎ時が来たのであろうか。 ここ数ヶ月の変動率の低下に歯止めを掛けるかのように動き出したのは、クロス円の暴落であった。 欧州市場まではじりじりとした相場だったが、ドル円が94円を割り込んだから突然嵐のような売り一辺倒でドル円とユーロ円のストップがことごとくヒットして一方的に下がっていった。 あまりファンダメンタルからの背景は見えない事から、以前から指摘していたキャリートレードの解消売りが一役買ったのではないか。 ユーロドルやポンドドルもさすがに売りに押されてストップハンティングともなっている。 米国ダウが8100ドル割れまで下がったが、これは逆にクロス円に引っ張られた?格好となっている。 原油も一時60ドルを割り込み、高値の73ドル台から既に20%も落ちている。 下落でやっとボラティリティ上昇が果たされたのは久しぶりであった。 今日の早朝オーストラリア市場でも、米国市場引け際にある程度戻しがあった後に下に突っ込みを見せてはいるが、それが仇となり買戻しの逆襲を見ているところ。 ドル円が92.90に乗せてきているので、テクニカル上93.30が次の節目であり、ここを抜けると94円を目指す動きがあってもおかしくはない。 しかし、昨日の下落が大きい為にもう一段の下げがある可能性も残されており、欧州時間以降の動きを注視する必要がある。 と書いているうちに凄い買戻しで、ドル円はあっさりと93.30をクリアーしている。 ユーロ円は、200日平均移動線に一瞬タッチしてからの戻りだけに戻りを試しているところで上にだましての展開も考えられる。 だましがあるとすれば、131円ワンタッチと予想する。
2009.7.9日 11:30更新
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