FX予言集 フィリップFXブログ
ショートメーク
結局のところあまり影響は無いと思って入るがG8前に円高方向へ動きが傾斜している。 再度の仕掛けなのか、それともBRICsサイドがサミットでの信準備通貨の段階的発展の必要性を強調したことや、最近の各国指標結果がしばしば予想を下回っていることからクロス円を売っているのか、売り側には米国ダウや原油先物の下落は好都合といったところでいずれにせよ変動幅が大きいとうまい投資家ほど波に乗りやすいはずだ。 まだ今日の欧米市場でのある程度の戻しは想定していかなければならず、イベント前だけに大きく突っ込むと火傷を負いかねない。 大きなトレンドが出ているのではなく、買い方のポジション整理後に若干ショートメークしているのが今の状況だと思っている。 夏休み前にひと稼ぎしたいヘッジファンドが大きく仕掛ければ別だがそれには傾くだけの背景理由がなければ難しく、今のところ各国が協調を強めている間はあまり見当たらないようだ。 ユーロ円が133.50辺りの上昇トレンド線を抜けているのが気がかりだが、今日はクロス円やドル円が下がっても1-2円ほどであろうか、ドル円はサポート94.00、ユーロ円は130.00がターゲットとなってきそうだ。 原油が高値73ドルから62ドルで1ヵ月半振り、米国ダウは高値8900ドルに対して8100ドルで2ヶ月ぶりということで、ユーロ円の1ヶ月半前から2ヶ月前の21日平均移動線が129円台で連動となると為替が少し遅れていることになるが、日経平均が一ヶ月前と今で大体同じところでの推移となり、まさしく株価や原油との連動となっていてこれらの商品に波乱がないとクロス円も動きづらい流れは続いている。 ドル安とか言われているが、ここのところ主役はクロス円である。
2009.7.8日 11:24更新
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