FX予言集 フィリップFXブログ
金融不安は続く
英国大手銀行HSBCの決算を受けて、同社の株価が大幅下落したのをきっかけに欧州と英国の平均株価指数下落の導線となってしまった。 最近、欧州と英国で金融機関に対する不安感が台頭していたために下げに油を注いだような形となった。 ポンドもそれに連れ安となり、ニューヨーク市場で一時は1.4台を割り込む場面もあった。 しかし、ポンドドルは底値から200ポイント近くまで戻しているのは、1.3台での買い需要が旺盛である所以であろう。 底値1.3500からの高値である1.4980の61.8%戻し1.4063を下に切れてしまったために、その下ではストップの嵐となっていたようだ。 2月の高値が抵抗線の1.46台で止められここまで下がった事は、上値の重さも徐々に強くなっている、下値の買い需要があるとはいえ、テクニカルでも安泰となるような時まではまだしばらくは乱高下を経験しなければならないようだ。 今日は買戻しが強いが、1.42台は抵抗線が多く存在している。 また欧州では、東欧諸国への資金援助を見送ったためにユーロにも売りが出ていて、ドル買いの展開が続いている。 AIGの経営不安からのドル買い材料も加え、ドル指数は3年ぶりに高値を更新した模様である。
2009.3.3日 6:06更新
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