FX予言集 フィリップFXブログ
超長期投資
昨日のニューヨーク市場で発表したISM製造業景況指数が予想より強いことで、待ってましたとばかりにユーロ円を中心に上昇し、ショートカバーから115円台の小さなストップを巻き込んで116円台まで突っ込んだ。 そこで2度突っ込んだ後114.40を下回ると今度は下に振れ易いなど、木曜日の欧、英金利政策委員会に向けてもみあいがわかっていても乱高下する薄い相場となるだろう。 そこまでは、突っ込みは逆張りが奏功しそうだ。 本日、明日とこれといった指標もないので、相場はしばらく煮つまりそうな感じが強い。
日本の株式相場の下落幅がまた海外に比べて大きくなっている。 電機各社の決算を見ていると地に落ちていくようで、どこまで悪化するのかと倒産を心配させるほどにまできている。 ここまでくると業界再編は避けられず、最低でも部門別での共同作業で株価安定につなげるしかなかろう。 中でも半導体各社の受注が急激に落ち、去年の後半から減るというか無い状態が続いているようで、来年度への収益予想など出来ない様子となっている。 この現状での予想となると、さすがに最悪パターンを予想するしかなく、人件費中心のコスト削減や設備投資減額などマイナスを削って存続の可能性を残すようにしか公開できない。 この辺の予想を鑑みての株価は、相当安く織り込みにいくため上昇の芽が出てきたときには大幅な訂正相場が待っている。 これは為替相場、特にクロス円にも言えるが、為替の場合はファンダメンタル以上にテクニカル要因が主となる展開が多いので、とことんまで下落しないと戻ってはくれない。 しばらくはユーロ円を中心に目が離せなくなるだろうが、あまり見すぎても怖くていいところで買えなくなるから、長期での投資でレバレッジを抑え(当社では1万通貨単位4万円、ユーロ円だと約28倍)の証拠金率を選択出来るので小額でも目標を作って決め買いを別口ですることをお勧めする。 買いのレベルははっきりと言えないが、やがて来るであろう時期をこのブログから読み取って戴きたい。 但しクロス円とは言っているが、中心のユーロ円とは限らないので、ご了承を。
2009.2.3日 8:17更新
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