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FX予言集 フィリップFXブログ

ユーロポンドにご注意!

ユーロポンドの0.9000辺りに強いサポートがあったはずで、この辺の揉み合いをこなし下落したことで、下げが加速して0.88割れ寸前まであった。 今週は、英国BOEと欧州ECBの政策金利委員会があって、英国は利下げで欧州をもと思惑が先行している。
最近のトリシェ総裁の発言等を聞いていると、利下げをやるかはまだわからないのだが、市場がそうさせようと織り込みにいっているのがやっかいだ。 今週のユーロポンドも乱高下となりそうだが、木曜日前には多少のショートカバーはあるだろう。 その煽りを食って、ユーロ円も114円割れするなど最安値まであと200ポイントほどまでになっている。 ユーロ円の下落からの影響もあり、オージー円(AUDJPU)やキウイ円(NZDJPY)も下落しており、オージー円は去年10月の安値54.90まであと150ポイントであり、キウイ円は安値を更新し続けており次の節目は2000年の安値の41.95辺りにしかない。 同じ時期にユーロ円が史上最安値の89円割れをした時で、私もユーロ円担当であったためにしっかり記憶している。 その頃はユーロに対しての評価が、不安定さもあり最悪であって100円割れてからの下げが早く、また90円に戻ったところからの買戻しも異常なほどであった。 噂では日本のあるところからの買い注文からの戻しだと記憶している。 そのレベルでの売り買いを目の前に見ていた私にとっては、ユーロ円が110円割れをやっても不思議ではない感覚はある。 ポンドドルは、1.4520辺りの高値で止まり1.46のターゲット直前で止められたことで、今週は軟調となろう。

2009.2.2日 6:05更新

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