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FX予言集 フィリップFXブログ

相場展開

オバマ大統領就任以来、市場は乱高下を続けている。 ポンドの近年の最安値更新やドル円80円台、クロス円も安値を更新し続けていて景気悪化を織り込もうとしている。 米国に続き、日本、欧州、英国と各国先進国がマイナス成長を見込んでおり、新興国も中国以外はマイナスになりそうな勢いで景気が減速している。 その指標となる米国ダウが8000ドルを割り込んで推移し、7700ドルには抵抗線があるものの毎日のようにそれを破るかのように突っ込み売りが見られている。 引けはなんとか8000ドル台を保っているものの上値を徐々に切り下げており、安値更新は待ったなしの状況である。 この辺での抵抗が続いているので、更新後は先物のストップ観測も多く7000ドル割れはあっさりとくるかもしれない。 各国で金融機関の新たな経営破たんが相次いでおり、英国はゼロ金利への憶測と、米国は不良債権増加へと米国債への不安やおうしゅうでの金融機関破綻増加懸念が先進国諸国の長期金利高止まりで金が動く気配がない。 更に消費者マインドの低下で、需要が盛り上がらない状況では打つ手がなくなってきている。 以上などの雰囲気を市場が織り込みにいっているのと、下に買い手が少ないことから株式、特に外国為替相場は薄い相場の中で突っ込み易い地合いであり底を当てるのは困難だが、今回の織り込みで夏場くらいまでの最悪のケースを想定して動いているような気がする。 もし底割れしたら?というが、景況感と企業の積極的なリストラで職場での不安感から消費者マインドは既に底割れしている状況であり、経済指標が後から付いてくる感じであるため、指標の悪さで相場が下がることは減ってくるであろう。 こういう不況に入れば、普通は一度戻してからの下落が恐ろしいが、今回は対策などのスピードが速く今までの相場とは違うような気がする。 一回で落ちれば、立ち直りも早いはずだが底は見極めずらい。 株価の戻りはクロス円の戻りにも直結する。

2009.1.26日 10:44更新

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