FX予言集 フィリップFXブログ
ポンドドル、8年振り1.4割れ
英国ロイヤルスコットランド銀行への経営不安や、深刻な景気悪化懸念などからファンド勢がポンドを売っている。 ポンドドルは現在1.4割れとなっていて、1.3940台まで下がって戻しが1.4000付近までで押さえられている。 ストップ確定の売り玉が薄い相場で売り切れてなく、その売り注文がありまだ下値余地がありそうだ。 これは、2001年7月以来の安値水準であり、同年6月には1.3680の最安値まであった。 ポンド円は更に以前の1995年の129.30辺りを下回り、ヒストリカルの最安値をあっさりと更新してしまった。 インフレ懸念からの逆流経済状況が、金利高是正からデフレをも確実視する向きが増えてきている。 本日は、オバマ大統領の就任式があり、ドル高相場を形成しているのもポンド安へと煽っている理由の一つでもある。 ユーロも安く、1.24台を割れることがあれば現在33ドル台となった原油も、20ドル半ば辺りまで下がってもおかしくはない、なんと昨年の高値から5分の1以下になろうとしている。 これから下はユーロドルの動きが鍵となるから注目していきたい。 今年は利下げを躊躇した欧州経済が痛むような感じがしているし、先に英国は動いているがECBはまだまだ積極的とは言えなく、それを受け入れていくと1.1台が見えてくるのではないであろうか。 ドル安傾向となるまでには思ったより時間が掛かりそうだ。
2009.1.20日 7:07更新
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