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FX予言集 フィリップFXブログ

クロス円に売り

米国設備稼働率や鉱工業生産が予想より悪く、ミシガン大学景況感指数は若干良かったにも関らず、実際経済指数の悪さからクロス円中心の売りとなった。 欧州通貨が先に売られて、ドル円が後からついて下がっていくような展開で、結局クロス円の下落を促している。 本日はドル91円乗せからの下落基調の中、輸出勢のドル売りが結構出ていたようで、ロシア政府のユーロ売り観測と共に目立っていたようだ。 欧州時間もその流れは継続しており、ユーロ円を中心とした相場展開となっている。 東京市場が終わってから、英国財務省から金融機関への支援策が発表されたが反応は薄く期待はずれの感があり、RBS銀行の決算の悪さやリセッション入りという政府筋の言及がポンド売りを誘っている。 ポンドドルは1.53以上は重く、1.44以下は堅いレンジ相場が続いており、ここで揉み合いのチャート形状を作っていくと思われたが、今回のことで1.44下をトライする観測も出てきている。 ユーロ円の実需売りに加え、ポンド円が132円を割れるとテクニカル上のダブルトップに近い形状となるため、欧州通貨全般の下げが短期的にも出てくる可能性が大きい。 逆にドル円は90.70付近の21日抵抗線を下回ったが、89円台には買い注文が並んでいると思われ下がるにしてもここからは動きは緩慢となるだろう。 
今週は明日の欧州ZEW景況感指数や明後日の英国中央銀行議事録、それに金曜の米国GDPや明日のオバマ大統領就任をネタとして動いていきそうだ。

2009.1.19日 5:42更新

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