FX予言集 フィリップFXブログ
もう一息の突込みが必要
ここ最近、相場の地合いの悪さや決算、指標や各国首脳の発言等あるが、株式相場の下落を引っ張っているのは、ビッグスリー問題だ。 この成立が難しいというのが背景にあるために、下落を煽る売りには抵抗力がない。 その上、各国の小売売り上げの減少が目立ち、日本が味わったようなデフレーション懸念まで、雑誌や新聞等のメディアで報道されるようになっている。 これでは、原油価格の下落は免れないからロシアの株価指数を代表にして、資源国の株や通貨が下落を早めている。 新興国の中には資源国が多く、代表的には、ブラジル、ロシアや中東諸国であり、ここの株価下落で消費が落ちれば世界的に需要の冷え込みに拍車をかけよう。 欧州諸国の資金問題や先進国の政策の手詰まり感から、市場は下へ下へと突っ込み易い地合いとなっている。 但しネタの出尽くし感は、ビッグスリー問題が解決すればある程度な域まで達してしまうのではないだろうか。 先進諸国から新興国までの先行き景気の低迷を、もう少しの相場の下げで織り込めば少し戻り相場の雰囲気も出てくるのではと思えるのだが。 商品相場の下落が製造業の次の生産コスト削減となり、食品価格やガソリン価格の下落も一般市民にはありがたいから、そこら辺も理由となってくるだろう。 ただ相場の雰囲気からして、戻るにしてももう一息の下落が必要だとは感じている。
2008.11.20日 7:43更新
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