FX予言集 フィリップFXブログ
振られて元通り
31日の米国住宅指数の悪い結果で、ダウに連れてクロス円の売りがかさんだ。 しかし、異常なまでの値幅でユーロドルやポンドドルまで大幅に下落している。 これは、先週のクロス円買いの仕掛け返しによるもので、薄い相場なので生じた値幅である。 普通なら、例えばポンド円なら100ポイント以内で済むところを流動性の無さで250ポイントも倍以上下がってしまった。 これで、ドル円以外は一週間前のレベルまで戻してしまった。
30日に2007年度の実質成長率を1.4-1.7%引き下げたため、年明けの短期、長期金利が下がっていくと見られる。 今は円高での推移だが、これから下にはなかなか突っ込みずらいのではないだろうか。 米国の指標やダウの下げも年末の薄い相場の中での、1月中旬の企業決算を睨んでの売りであり、悪材料を多少は織り込んでいる水準と見られる。 ドル円は109-113でのレンジがしばらくは続いた後に、米国金融機関の決算がサブプライムによってどれくらいの悪影響があるかが焦点となりそうだが、今週の失業率や月末のFRBの開催も含め、徐々に方向が見えてくるだろう。
2008.1.2日 9:46更新
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