FX予言集 フィリップFXブログ
1月は突然動き出す！
原油の戻しに連れて、ユーロドルやユーロ円が上昇中で、ユーロ円などは史上最高値まであと約３００ポイントまで近づいてきた。 原油の上昇でドル安と日本の景気動向で円安という構図となっている。 株式は今月初旬の売りの買い戻しで、あと数日は堅調のままで推移しそうだが、年が明けると最初は買いからのスタートでも中旬から売りが出てくるだろう。 来月4日には米国の雇用統計があり、10日には欧州と英国の金利政策委員会が控えているので、この前後から方向性が出てくるものと見られる。 年明けからゆっくりとは出来ない様子だ。 いきなり動意がみられて、動きが激しくなるかもしれない。 ポジションはきっちり管理しておこう。
国内は、来年早々3月辺りで総選挙の可能性もあり、簡単には政局安定で円高とは考えずらく、商品相場の堅調さからクロス円は上昇するとみたい。 ドル円は115円からは需給で円高方向と見ているが、欧州通貨が上昇してしまう可能性があり、ポンドは利下げ要因で下げてはいるものの２．０１００までの戻しがありそうな感じ、またユーロ圏は金利引き締めは変わらない情勢となるだろう。 欧州政府は、最近の中国への風当たりの厳しさとユーロ円のレベルに無反応ということは、政府間で暗黙の合意があり、間接的に日本の輸出企業をサポートしているのかもしれない。 欧州は歴史的にプライドが高く、米国のわがままなリード役は放っておけないのだろう。 強い通貨にそのプライドが感じられる。
クロス円の堅調さは、ドル円もサポートするが、この通貨は遅れて下がってくる可能性があるため。 クロス円が高いところは、売ってもいいだろう、今から２００－３００ポイント上くらいのレベルとなる。
2007.12.27日 8:08更新
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