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FX予言集 フィリップFXブログ

利下げは納得

今日の日経金融新聞で、日銀が利下げを議論した可能性について書かれてあったが、もし状況次第で来年早々にもこれを実行できるならば、福井総裁は歴史的にも歴代の総裁と比べて経済感覚が秀でているのではないかと思う。 現在の日本での物価の値上げは、外部要因であって国内要因ではないし、逆にそれによって消費が落ち込んでしまう危険性の方が大きいのではないか。 今年は既に最大輸出相手国が米国から中国へとって替わられるが、中国で組み立て、加工して、最終的には間接的に米国の消費者が買うのである。 米国の消費が落ち込めば、日本の輸出企業も落ち込むのだから、日本も利下げカードを議論するのはおかしな話ではない。 再度、金融緩和的でもいいのではないのか。 中国が通貨切り上げやインフレを積極的に抑えるために金利の大幅上げに動き出している節が感じられるため、商品相場も少しずつ落ち着いてくるよう期待してもいいのではないだろうか。 中国政府は、環境問題にも取り組み始めて、国際世論に習うように動き始めているのは、世界の景気にとっても良いことではあるし、世界はこれまでの対話に動いていた米国に敬意を表することになるかもしれない。 中国、インド、ロシアあたりの金利が上がり、欧米日に先行先進国が金融緩和で帳尻は合ってくるように思える。 それだけ、中国の動きは重要なのである。 
 為替は、昨日のポンドドルの突込みから多少は戻ってはいるものの、上値は重い状態が続いている。 下のサポートは、今現在は1.9750に来ているからここを切れると1.9600までの下げの可能性が大きくなる。 戻せば、2.0100がターゲットとなりそう。 ポンド円もポンドドルに連れて動く可能性が大きいので、軟調気配は続き易い。

2007.12.21日 6:00更新

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