FX予言集 フィリップFXブログ
円高容認？？
町村官房長官の円高発言が、市場参加者に容認意見と受け止められて、一層の円高となっている。
金曜日から見ていると、ダウが１００ドルから引けにかけて２００ドル程下落しているのに、円通貨は戻していたのをみて、月曜日の朝方は危険だと思っていた。 パターン化していて、この動きは必ず是正されている。 つまり、金曜の引けの為替の動きは利食いのみの買いだったのである。 今日の１０９円台は、円高容認報道がなくてもロンドン時間ではついたであろう。 ただ、展開の時間が変わり、東京時間となっただけだと思う。 現在は多少戻してはいるが、今日のNYK市場は退役軍人の休日で、為替と株市場が休みという事を考えると、火曜日のオープンまでクロス円中心に売り先行のとなるのか懸念される。 東京時間はドル円が引っ張り、ロンドンでは自国通貨のポンドドルが引っ張り、クロス円の上げ下げとなっている。 今夜は静かな動きとなりそうだが、商品相場はやっているので原油や金の価格上昇があれば、さらなるドル安となるが、クロス円の下げが大きいと、ユーロドルやポンドドルはレンジ取引となりそうだ。 ユーロ円は、短期で私のテクニカルのストキャスティクス設定では買いとなっていて、突っ込んでは戻りを繰り返しながら底値を探っていく動きとなりやすい。 明日のダウを見ないとなんともいえないが、下のターゲットは1５８．３０である。 ポンド円も短期では買いと出ているが、振れやすいので、予想幅を大きくもって取引されたい。
2007.11.12日 6:40更新
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