FX予言集 フィリップFXブログ
円安トレンド
先週の米国雇用統計は、予想から前回の悪い結果だったため比較すると良いのではないかという憶測からドルが買われていた流れで、多少は良い結果だったものの利食いのドル売りに押された。 利食い後は、ユーロドル、ポンドドル共に上昇してドル円は最初は押されていたものの、この統計を好感したダウ平均の上昇でクロス円が上伸して、ユーロ円は１６５．３０、ポンド円は２３８．７０程度まで上がり、
ドル円も１１７．００のストップを巻き込み現在は更に上昇している。 この３通貨共に上値めどを破って上昇したため、円安に再度転換したもようだ。 さて、次の上値のターゲットはドル円１１７．８０、ユーロ円は大きく１６７．３０、ポンド円は２４３．５０あたりとなっている。
商品相場の原油や金がまた高値更新寸前まで上昇していることで、ドル売りは継続しそうだ。 但し、ユーロドルの調整がもう少し必要な感があるので、一気にはドル売りに傾倒はしないと思うが、利食いをこなしながら、ゆっくりと動いていくだろう。 先週も書いたが、逆張りはあまりお勧めできない。 年末を控えて、一方通行のトレンドになる可能性が大きいので注意して欲しい。 ドルカナダとオーストラリアドルのドル売りがトレンドを確実なものとしている、この通貨が逆に振れるようだと、一旦利食いの傾向も出るので、チェックする必要があるだろう。
2007.10.8日 8:37更新
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