FX予言集 フィリップFXブログ
ドル安は、これからが本番！
金曜日に意外と大きく円安に振れました。これは、とりあえず日本の総理大臣選挙の前の利食いと
噂ではロシア筋の買いらしいです。 ロンドン時間を中心に買いが入っていたので、そうかも知れませんが、真偽は確かではないです。 確かに４段の上げを見せて、利食いの押しもほとんどありませんでした。実需の買いは、確かだと思います。 背景には原油先物価格の上昇がありますから、これを見て為替と原油で裁定取引で稼いでいたのでしょうか。
その買いすぎ感や新総理の誕生で、今週の始めは円高気味で推移しそうです。 ドル円は、１１６円が非常に重いのが確認されたので、米国の指標次第では１１４割れもあるかもしれません。 逆にユーロドルは、小さく利食いをこなしながら上昇トレンドを崩さないでしょう。ドル安が基本にありますから、原油相場の大きな利食いがあれば、一旦欧州通貨の利食いがでるでしょうが、基本的な流れは変わりそうに
ありません。 ある記事によると、アメリカの不動産価格は最初にロスアンジェスルから下げが始まったようで、現在シアトルに飛び火しているようです。 何故、次がシアトルかわかりませんが今回の地上げの大きい順なのでしょう。 そのうち、来年始めには下げの主戦場がニューヨークに移ると、全米各地に一気に影響しだすらしいのです。 米国の不動産からひびが入り、株安で割れてしまうのかそれとも
超ドル安で壊れてしまうのかは今はまだわかりませんが、注意しておくほうがよいでしょう。
2007.9.24日 4:53更新
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