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FX予言集 フィリップFXブログ

本質

ロンドン市場に入り、今までしばらくの間、サブプライム関連のファンドで取引を停止していたBNPパリバ
のファンドが取引再開になったという事で、じりじりと円安方向へ向かっていて、ヨーロッパ各国の株も上昇したのを受け、ドル円は115円をつけた。 しかし、115-116円には売り需要がたくさんみられ、一気には上抜けはしづらい状況だ。 ユーロ円も売りが155円台にたんまりとあり、ここから上は簡単には行きそうにもない。 とはいえ、今のところ各国の中央銀行がサブプライム問題を警戒して、十分にキャッシュを供給しているので、新たな企業やファンドの問題が出てこないと下にも振れ難い様子である。
また、明日の日銀政策委員会での利上げ見送り観測も円安を後押ししている。
しばらくは、レンジ内での取引が続きそうで、米国の指標も少ない今週は比較的静かな取引となるであろう。 ただ、売り越しに回っているヘッジファンドもいるようなので、下げの新たな原因が報道されれば
円高方向に振れだすと、速度が速いので、2円ほどは簡単に下げてしまうだろう。 
今回のサブプライム問題は根が深そうなので、FRBやECBも早めに手を打ち出している。 本来、信用の少ないサブプライムを金融商品にしてしまう自体がおかしいのに、折角元に戻ろうとしている相場や現状を救っていいものか、問題の先延ばしで解決できる規模ではないような気がするのだが。 何でもやりすぎると反動が半端ではなくなるか、逆に行き過ぎるか、1年後には見えてくるだろう。

2007.8.22日 5:42更新

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