FX予言集 フィリップFXブログ
乱高下
昨日は、クロス円が乱高下で東京市場で仕掛け売りもあり大幅に下げたが、ロンドン市場に入り戻し始め、NYKでは株の戻りと共に全戻しという乱高下相場となった。 ドル円を始め、クロス円も下げに対する調整の上げが足りなかったので、下に突っ込んでも戻す展開。 しかし、目の前で相場を見ていると戻すのか不安にさせるような急速な下げだった。 投機筋の仕掛けが東京市場に出てきている、それに日経平均が４００円安ということも下げの大きな背景だった。
為替が全戻しだから、日本株が全戻しとはいかない。 株はマインドが大切なので、一旦下がるとちょっと上がってもやれやれの売りが出やすい。 これは、NYKにもいえることで高値から大幅に下げて少しづつ上げてくるだろうが、売りは出てくるので、上昇へ調整時間はある程度必要だろう。
それと、サブプライム金利改定が１１月がピークになることや、時期的に１０月はファンドの確定売りが出る時期なので、この頃にサブプライムの悪材料がでると大幅に下げる懸念もあり注意が必要だ。
また、原油価格も高騰して高値更新をしているのでインフレの側面でも悪材料が残っている。
クロス円は、しばらくは米株に影響されるだろうが、そのうちドル、ユーロ、ポンド、円などの独自の理由で動くようになるので、いつ株と動きが離れていくのかを見極めていかなければならないだろう。
2007.8.2日 8:57更新
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