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FX予言集 フィリップFXブログ

失業率は低下へ

 米国失業率の結果は、失業率は9.4%(予想9.7%)で好結果であったが、ADP雇用統計の影響が非農業部門の変化に現れると期待していたにも関わらず、これが10万人弱の増加(予想15万人)で終わった。 市場関係者の意見では20万人増まであるという話を聞いていたので、これは意外と少ない数字でニュートラルな結果だったようだ。 発表直後からドル売りの動きが強まりドル円は83円半ばから83円すれすれのところまで下落、逆にユーロは1.2950台から1.30台へと上昇したが欧州の懸念で上値が重いと確認後は再度1.29台へと沈んでいる。 今週は米国ダウ平均と同調していたクロス円であるために、発表前はプラス10ドルほどで先物が推移していたが、結果後にじりじりと下落しマイナス圏で推移となった。 それにクロス円が連動し、特にユーロ円は昨年9月以来の安値となっている。 ユーロ圏ではGDPが下方修正されており、欧州懸念が引き続きユーロの重石となっているようだ。 更に英国が金融政策や財政改革に真摯に取り組んでおり、先日消費税を国民の反対をよそに上げて改革を進めていることからポンドが強含んでいてユーロポンドの下げを呼んでいることもユーロ売りの要因ともなっていると思われる。 要は先進国の中で比較して、懸念が一番大きく残っているユーロに売りが集まっている様子が伺える。 雰囲気としてはドル買いから調整となりそうだが、クロス円が株価に素直に連動しすぎておりポジション調整が出てくればドル円は支えられるかもしれない。

2011.1.8日 4:02更新

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