FX予言集 フィリップFXブログ
欧州弱体化で市場参加者には良いが。。。
ギリシャへの救済が遅れに、遅れて、まあ欧州らしいと言えばそうだが、救済案も国内の波乱動向からユーロ売りから始まった。 ドイツ単体としては、ユーロの強烈な下げ、ダウ平均の間違いも伴って、乱高下を演出したのはヘッジファンドの思惑以上の動きとなり、稼ぎが大きくなっている投機筋が多かったのではないだろうか。 それで欧州は世界を巻き込む事態を引き起こし、相場もある程度の底は打ったかもしれない。 通貨戦略からの側面からしての社会主義的なユーロ通貨の弱体化は、米国を中心とした市場経済の思うがままであろうか、市場の言いなりとなっているのは将来のインフレの芽を膨らます要因の一つとなるのではないか。 そのために金価格は上昇していて、紙幣価値はもっと下がっていくのは間違いない。 ここをいい機会として欧州経済に日本も加担していくのも手であろうか、普天間基地問題で揺れている米国との関係の変化を促がすことは出来ない。 民主党の思惑通りに、国民の反発が大きければなんとかなるだろうが、そううまく事が運ぶかは不透明である。 民主党がそんなに間違った事をやっているとは思えないが、国民は騙されやすいし、今のままでは米国主導はいつまでたっても変わらない。
さて相場に戻るが、欧州市場に入ってからもクロス円、特にユーロ円主導での上昇というか、戻り相場となってはいるが、変動率の上昇に寄与した欧州経済の混乱で動きは乱高下し続けるであろう。 この変動率の大きさはヘッジファンドには強い味方であることが多く、利益を上げやすい相場つきに持っていけて大成功ではないか。 個人は、短期取引もいいが、流れが出やすいところから短期の逆張りはポジションをはずされやすい動きが続きそう。 今月は大きな動きの相場が連日続きそうだから、リスク管理はしっかりとして頂きたい。
2010.5.10日 7:58更新
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