FX予言集 フィリップFXブログ
ドル買いであっさりと切り返し
1.37台まであり、その上のストップハンティングに行くと想定していたユーロドルだが、未だにギリシャへの懸念は上値に重くのしかかり、米国での経済統計の好結果からドル買いへと動いた。 その後のFOMC議事録では、出口戦略へと向かうことの若干のニュアンスの変更と景気回復はゆっくりだが方向づいていること、またフィラデルフィア連銀総裁がドルを注視しているという発言がドル買いに大きく影響を与えたようだ。 昨日は全般に見てユーロ売りまでとはいかず、ドル買い強く出た一日であった。 それ故、商品相場も下落し、オセアニア通貨やイギリスポンドも下落した。 FRBのメンバーの中には、景気減速への懸念が後退した事を認識していることからの利上げへ肯定的な者も出てきているようだ。
ところで先週から始まった中国の春節(旧正月)で日本に観光客が相当数来ているようで、一時は新型インフルエンザで減少していたものの、本土の景気回復で今年は最高数となる
可能性が大きいようだ。 購買意欲も旺盛で、今日の日経新聞によると一人平均7万円超の買い物額となっており、もしも100万人が来日観光すると買い物だけでも700億円と相当な経済浮揚効果がある。 なんとも羨ましいことだが、それを取り込もうと小売店らも様々な動きかけも出ているようだ。 日本の人口が減る中、お隣の国の消費がここにも影響が直接あるのだからやはり近隣とは親しくするべきであろう。 今月の小売売り上げの伸びが多少でもあれば、寒波の中こたつで丸くなっていることが多い今年のこの期間に寄与するのは中国観光客のおかげに違いない。
2010.2.18日 5:53更新
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