FX予言集 フィリップFXブログ
急変には御用心
アジア株式中心に堅調な動きからクロス円にショートカバーが入ったが、その後は再度売りに押されており今日も日経平均の下げから下落となっている。 ドル円の上値も抑えられて、短期トレンドが下向きとなりそうだ。 今週はあまり動意がない為替市場だが、こういう時に動き出すと急落や急騰の可能性もあり、常に注意を払っておきたい。 いつものように逆張りをしていると突っ込んでストップハンティング狙いで変動率が上昇することが多いので、こういう時こそ相場の変化に気を配る必要がある。 下向きのドル円の下値サポートは88.70、次に88.50であり、ここを破ると87円台の可能性が大きくなってくる。 クロス円、ドル円急落のきっかけと考えられそうなのは、今夜の欧米株式指数であろうか。 米国金利の低迷と財政赤字という大きな背景によってのドル安も続いていて、ここのところ調整してか、どちらかというと米国の時間稼ぎからくる一段のドル安前でのもみあいに思えてくる。 米国のファンダメンタルは変わらないが、昨日の住宅指数の落ち込みや雇用統計からくる二番底への懸念が残っている。 オバマ大統領が自国回復への時間稼ぎなのか中国へ協力を求めている節も見て取れるから、時間が勝つか流れが勝つかの展開となるであろう。 一番怖いのは中国株式であり、それによってトリガーされそうな商品相場であるから、そうなればドル買いとなるに違いない。 非常に危険で不安定な相場を反映しているのが日経平均なのかはわからないが、段々先行き景気への不透明さが増してきたようだ。
2009.11.19日 1:07更新
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