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FX予言集 フィリップFXブログ

中国株の影響

中国株の下落から反落し始めたクロス円だが、終値で多少持ち直したことで欧州株がそれほど落ちなかったのが下値をサポートした。 英国の鉱工業、製造業生産高は予想より良い結果となりポンドの調整局面でももみあいで終始した。 米国市場に入り明日の雇用統計を占うADP民間雇用統計は予想より悪かったが、前月から減少幅が縮小したことで際立って懸念のあった雇用数に若干の安心感が出た。 その後発表されたISM非製造業指数は景気の反転の目処となる50越えまで期待されていたが予想以下の46という結果で失望され、株式が下げを加速し前日比100ドル超安まであったがその後じりじりと値を戻して結局39ドル安まで戻して引けた。 空売り筋が買いのリスクを意識し始めたようで下値では買戻しが入ったのが下支えの原因だったようだ。 またクロス円もいつものことながら連動していた。 原油は利食い売りも見られたが高値での売り買いに終始しており、若干のドル安傾向が強まった。 若干の懸念があった雇用統計も、昨日のADP統計の結果を受けてある程度調整売りが出たために失業率の結果が悪くないとなればクロス円は一段の上昇が可能である。 原油も73ドルの重要な節目を越えていくと80ドルを目指すという分析がテクニカル上で多く出ており、欧州通貨の買いを促すであろうからクロス円も同様に強含む展開が予想される。 ユーロ円は調整で1-2週間以内に133-4円まで欲しいところだが、このまま上がっていくと138円台の売りをこなせば来週までの高値は139.50が可能となってくる。 現在は、中国上海指数が昨日と同様弱含みで117ポイント、約3.5%安で推移しており、クロス円の売りを促している。 下げが限定的だと良い押し目となり今後の売り圧力が減るので、株価次第ではあるが更なる上昇への障害が減ることになる。

2009.8.6日 11:55更新

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