FX予言集 フィリップFXブログ
介入、早く終わって!
FOMCへの過度の期待が裏目に出て、ユーロとポンドが暴落となった。 クロス円は米国耐久受注額の増加で株価が上昇した為にドル買いとなり、動意が薄かった。 ユーロドルのロングポジションが溜まっていて、結果が期待以下(大体そうなる事が多いが)となり急落し、日中から利食いで下落していた相場に油を注ぎ、投売りからショートメークに走る相場だと見てとれる。 欧州時間にスイス中銀からのユーロ買い、スイス売りの介入があり、相場が一時混乱したがそれにも係らず売られたユーロドルは下落の流れになってしまったのは、買い越しが多すぎたのが原因であった。 FOMCの声明では、景気の弱さが当面続くが政策が穏やかな回復への下支えとなるということで、長期金利の上昇を抑えているのはうまいコメントだと思える。 またエネルギーや商品価格の上昇していて、それらは懸念があるというように、はっきりとしないニュアンスに留まり、低金利の継続に臆測が走りそれが景気を支えるとされてドルの買い戻しとなっている。 本日も先ほどユーロスイスが150ポイントほど上昇し、スイス中銀は否定しているものの介入としか思えない動きをしていた。 愚痴となるが介入が入ると他の通貨の動きが読みずらくなるので、やるのだったら早く300ポイントほどやっておとなしくして欲しいものである。 チャートも崩れてサポートとレジスタンスが機能しづらくなる。 結局1.55までやりたいんでしょ、早く終わって!って感じですかね。 通貨別のポジションが調整されてしまったので、今夜の米国GDPは結果次第となってくる。 結果を受けて株価が上昇するなら、クロス円が上昇し、ドル円が97円を狙う。 逆に下落なら、クロス円が引っ張りユーロドルが1.3880われから800トライとなるのではないか。
2009.6.25日 8:28更新
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