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FX予言集 フィリップFXブログ

欧州に提言

足並みが揃わない欧州各国について、IMFが経済政策面での協調が不可欠としてユーロ圏の不安定を指摘している。 この懸念がユーロ通貨に波及していく背景としてプレーヤーに認識され始めるとユーロ安に繋がっていくので、注意が必要となる。
IMFが来年、再来年の先進諸国の経済成長率予想を発表し、前回11月の見通しより悪化となっている。 09年は軒並みマイナス成長で、1-2%マイナスに改定している。 10年度はプラスに戻るものの上昇幅は限られ1%以下となっている。 今回の予想は、企業の業績悪化、雇用減、株価下落や金融機関への不安など、最悪の経済環境になりつつある中での下方修正であるため、シナリオも最悪に近いものだと予想している。 10年にプラス予想という事は、これに乗っ取っていけば半年前から底入れする株式相場は最悪でも今年後半から上昇基調になる公算が大きいのではないか。 最悪でもそのタイミングとすれば、それより少し早く為替には影響が出てくるのではないだろうか。 クロス円の持ち直しは、今回の安値が底となってもおかしくはない。 まだしばらくは乱高下しようが、底値に近づけば買いで対処してもよいと思っている。 ただ一抹の不安があるとすれば、ドル安が本格化するシナリオで、ドル円が85円を割れても介入がなければ75円は早いと思っているので、もしこうなる時は注意が必要であろう。  

2009.1.29日 10:30更新

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